毎日新聞 2014年09月20日 東京朝刊
石井氏は調査委員長だった4月、自身の論文のデータ改ざんなどを外部から指摘され、委員を辞任。理研は直後から計12本の論文の疑義を調べた。
その結果、2008年に発表したがん関連論文で、3カ所の画像が別の画像の使い回しだったことが判明。理研は内規で「改ざん」と定義する「データ の真正でないものへの加工」に当たると判断した。一方で、内規は「悪意のない間違いは不正に含まない」としている。今回はデータをきれいに見せようとする などの悪意は確認できず、石井氏の「過失による取り違え」との説明を容認した。
他に画像の切り張りなども複数あったが、いずれも「元データが確認できた」などとして不正を認めず、疑義を詳細分析する本調査を見送った。理研は予備調査メンバーの氏名を公表していない。【清水健二、須田桃子】
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不正が認められませんでした。
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