2013年6月15日土曜日

架空業績 不正に助成金 富大、准教授を懲戒解雇

『架空業績 不正に助成金 富大、准教授を懲戒解雇
 富山大は十三日、教授昇任の応募書類や研究助成の申請書類に架空の研究業績を記載する不正を繰り返したとして、人文学部の男性准教授を懲戒解雇処分にしたと発表した。二〇〇〇年度からの十二年間に三十七回の虚偽記載をしていた。
 富山大によると、准教授は昇任選考で大学側に提出する応募書類などに、架空の業績や雑誌に掲載が決まっていない論文を研究成果として記載。助成金申請書類も複数あり、少なくとも学内の助成金千四百九十万円を不正な申請で受け取っていたという。
 六日の役員会で懲戒解雇を決めた。内部規定として准教授の名前や年齢は明らかにしていない。大学の聞き取りに、男性准教授は「間違って記載しただけだ」と不正を認めていないという。
 〇七、一一年度の教授昇任選考で、業績リストとともに提出すべき論文や出版物が出されなかったため、不審に思った大学側が一二年一月に懲戒委員会を設置して調べていた。准教授として採用された時の書類には不正がなかった。
 遠藤俊郎学長は「教育、研究に従事する者として決して許されないもので誠に遺憾。教職員の社会規範の順守に取り組みたい」とコメントした。 (広田和也)

』 (中日新聞)

このような詐欺は懲戒解雇で当然です。助成金の詐取は詐欺罪になり得ます。刑事責任をきちんと追及する必要があります。

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